第2回離島医療談義のご報告

第2回離島医療談義会場入口

離島医療を語ろう 

第2回離島医療談義報告書

作成者:古川誠二

テーマ:離島の命と暮らしを守るために

日時 平成281210日(土)午後530分から8時30

会場 勤労者交流センター  7階第一会議室

 約100人近くの参加で、80人収容の会議室をお借りしていたのですが椅子が足らず、急遽あちこちの部屋からかき集めました。

 また、受付けはほとんど鹿児島大学離島支援センターのスタッフが手伝ってくれました。うれしい悲鳴でした。なお懇親会の席も60人ほどで予約していたのですが、希望者が80名を越したために一部の方には無理をお願いして席を譲って頂きました。

   あいさつ 古川誠二      

 離島で暮らす人々が安心して生活できるために医療はその重要な一端を担っています。しかしながら離島医療は、多くのハンディがありそれを成功させるためには大島の紬のように、地域住民、行政、医療従事者などすべての人々が一体となって紡いでいかなければなりません。そのためにこれまでの実績を踏まえ、これから目指す方向性を見出すために談義を重ねていきたいと思います。

談義

  1. 離島の巡回診療の現状と問題点  
     
発表:永井慎昌 鹿児島赤十字病院
コーディネーター:根路銘安仁 鹿児島大学人材育成センター

 医師が常駐していない離島で暮らす人々にいかに医療を提供するか。 それを誰が担うのか、これまで巡回診療をされてきた永井先生のお話をお伺いしました。巡回診療の歴史、苦労話はこれからの離島医療の一つの形として如何に受け継いでいくか大変参考になりました。

補:フライトを用いたへき地と離島の巡回診療 JCARP代表 中山智夫

 全国展開している日本エアーレスキューの巡回診療事業や活動を紹介していただきました。

 今後は、奄美、沖縄の離島で医師の巡回診療、急患搬送の試験運営をしていくとのことです。頼もしい離島医療の助っ人です。

 

  1. 離島医療と検査 離島で検査をする上での問題点を討議

発表:霜島 正浩 BML総合研究所 
コーディネーター:森田洋之 南日本ヘルスリサ―チラボ代表

 臨床検査は今や医療にとって欠かせない部門です。病院での検査室と補完としての外注、診療所では主に外注検査として共に命を守るために離島ではいろいろな壁があります。それをいかに克服するか。微生物迅速検査の最先端技術を中心に臨床検査における一般的な問題点などを踏まえてお話頂きました。

 

  1. 離島の医療現場で働くために 離島の現場から

発表:朝戸 俊行 朝戸医院 副院長 
コーディネーター:堂園晴彦 堂園メディカルハウス院長

 沖永良部で働いている開業医2代目の朝戸先生。若きホープとして、離島医療の日々の仕事の現状、苦労話、継続の問題など感じていることをシェアしていただき様々な離島医療の壁について率直に発表していただきました。

 坊ちゃん先生としての2代目の苦労話が印象的でした。開業医療機関や公的医療機関等のこれからの地域医療の在り方の方向性を探っていきたいと思います。

:医師派遣組織の紹介 ゲネプロ代表

 齋藤學

 離島へき地医療を担う医師の養成のためのプロジェクト、ゲネプロを立ち上げた齋藤先生より、その研修内容と医師派遣システムについて紹介をしていただきました。詳細なゲネプロの活動に関してはHPにリンクさせていただきます。

 (補足:ゲネプロのサイトへはこちら→http://genepro.org/ 後日おって外部リンクページにも紹介させていただく予定です→リンクさせていただきました)

コメント瀬戸上健二郎 元手打診療所長

 

 

 

 

 

 離島医療の大先輩であり皆の鏡として尊敬されているドクターコトーこと瀬戸上先生にコメントと若手へのエールを頂きました。

 

総括  :大脇哲洋 鹿児島大学人材育成センター長

 

 

 

 

 

 離島医療を担う人材育成の方向性が見えた本会に対してまとめとご指導を頂きました。

投稿者:古川哲平